Veni, Vidi, Vici

他ルート（NCR、ハウス、イエスマン）の最終メインクエストでは、「リージョン兵と戦いながら司令官のキャンプに向かい、リガタス・ラニウスと対面→ラニウスに対処後、リー・オリバー将軍登場」という大まかな流れが共通している。
しかしこのクエストだけは、逆に司令官のキャンプからスタートしてNCR兵と戦いながらフーバーダムを攻略する展開になる。

NCRは迎撃側のためか用意周到で、バリアを張ってこちらの進軍を妨げたり、解除不可能な地雷を含め多くの罠を張ったりしているうえ、得意の物量作戦も当然使用してくる。
クエスト最終盤、強力な重火器を持ったNCR兵たちが一斉に襲いかかってくる場面はかなりの難関。
NCRの強さの真髄を味わえるクエストと言えよう。

リージョンルートでの最終クエスト。
プレイヤーは、リー・オリバー将軍を討ち取りフーバーダムを制圧することを目的として戦う。
4年前のマルパイスの敗北の屈辱を晴らすときが来たのだ。

クエスト名の元ネタは言わずと知れたカエサルの「来た、見た、勝った」である。
カエサルはこの名言の生まれたローマ内戦を制し、自身が目にすることこそ叶わなかったが帝政ローマの成立と繁栄の礎を築いた。
後継者という一抹の不安が残るものの、リージョンのその繁栄はこれから先の話と言えよう。